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メンズオーガナイザーバッグのオーダーメイド

メンズオーガナイザーバッグのオーダーメイド

2016/12/02

このアイテムを何と呼ぶか

いつも迷ってしまいますが、

今回ご紹介するのは

男性が身の回り品を入れて持ち歩く

小さめのクラッチバッグ。

 

 

正面

 

近年では

オーガナイザーと呼ばれることも

増えています。

 

斜めから

 

お持ちになる身の回り品で共通するのは、

お金とクレジットカード、

名刺、それから携帯電話。

 

その他は人によって違いますし

レイアウトなどはそれぞれ

まったく異なります。

 

 

正面ポケット

 

持ち手を付けるか付けないかも

人によって変わりますが、

 

持ち手を付ける理由は

昔とはちょっと変わってきています。

「鞄を忘れないように」するために

持っている感覚を手に感じさせる方が

多いでしょうか。

 

内部1

 

このクライアントのように

ある程度の枚数が入るような

名刺入れをお付けすることは

珍しいこと。

 

内部2

 

また、ライターと煙草入れもあるので、

取り出しやすいように

工夫を施しています。

 

ペンが2本入るのも、独特ですね。

 

横から

 

お部屋によって機能を分ける時には、

かぶせのバッグで、ぱっと取り出す方法と、

このお品びように

ファスナーのお部屋にする方法とが

あります。

 

持ち手

 

持ち手の長さは

クライアントの手の大きさや厚みに合わせて

一点一点変えていますから、

フィット感も良く

気持ちよくお持ちいただけます。

 

ダミー

 

この気持ちの良い持ち物をお作りするのに

たくさんの工程を経ています。

ひとりの職人が最初から最後まで

お作りしているのですが、

長い期間継続して、やっと出来上がります。

 

だからこそ使いやすく

毎日持ちたいバッグになるのです。

すてきなご注文品をありがとうございました。

クロコダイル フルオーダーメイドの長財布 

クロコダイル フルオーダーメイドの長財布 

2016/11/30

光沢のある見事なクロコダイルの

長財布をご紹介します。

 

「今まで持っている長財布はいいのですが、

なんとなく変えてみたくなりました。

素材はクロコダイルと思っています。」

 

札入れポケット側

 

お作りしたのは

紆余曲折ののち、今までと同じタイプで

同じ作りのもの。

 

元のお財布には、

マチ(厚み分)のない札用ポケットに

100枚のお札を入れてらっしゃいます。

 

札入れ部

 

「この100枚をきちんと入れることにすると、

全体にもう少し大きくして

厚み分をきちんと取らないと入らないですよ。」

「それではそのようにしましょう。」

というやりとりがあったのですが、

結局は元のものと同じサイズに戻りました。

 

カード入れ側

 

それは

一回り大きくしたダミーをお見せしたところ、

「一回り大きくなるだけで

大きく感じるなあ…

それであれば、無理やり入れる方がいいかも。」

「ただ、クロコはあまり伸びないので、

きつめになりますよ。

入るようにゆとりを取っておきますが…」

 

ホックで固定

 

全体の大きさの感覚は

人によって全く違いますから、

こうした取り換えの利かない革を使う場合は

とくに、どれくらいの大きさになり

どのような仕様になるのかを

リアルなダミーにしてお見せします。

 

中身1

 

今回のクライアントにはとくに

大きさをお見せした方がいいと判断し、

お見せした結果です。

 

大きさを取るか、札の入り具合を取るかの

二者択一になってしまうのですが、

理屈で考えてお分かりいただけるように

現実と相反するご希望には

このような選択を迫る必要が出てきます。

 

中身2

 

「クロコダイルの長財布を持つことによって

自分の感じ方を変えたいと、

ふと思ったのです。」

このクライアントは経営者で、

お話を伺いますと

社員がたくさん稼げて幸せになることで

自分も仕事が上手く行く、

というお考えを持つすばらしい方です。

 

側面

 

そんなこんなのお話を伺いながら

何をどうするかご提案し、

お決めいただきました。

 

これだけのお品を毎日持つことを考えますと

人の感覚はものすごく変わります。

たかがモノ、されどモノ。

 

現実と矛盾する理想をどのように調整し

何をご自分で選び取っていくか、

デザイナーにとっても有益なオーダーを

いただきました。ありがとうございます。

「ディクスン」トートバッグ、当店の定番の考え方

「ディクスン」トートバッグ、当店の定番の考え方

2016/11/27

トートバッグの欲しい方には

気になるデザインの定番製品があります。

それは「ディクスン」

長年定番ですが

合い変わらず人気があります。

 

正面

 

サイズは横幅40センチと大きめですが

厚みがやや少なめのため、

さほど大きく見えず

おしゃれな雰囲気でお持ちいただけます。

 

外ポケット付き

 

あってほしいところには

ある程度の大きさの外ポケットがありますから

使いやすさは抜群!

 

おもしろいのは

バッグの口を塞ぐベルトは、

A4タテサイズの書類の出し入れに

邪魔にならない間隔で取りつけていること。

 

留めパーツ

 

従って、A4をタテ入れで

ずぼっと入れて、ずぼっと出すことが

出来るのです。

 

当店定番には

こうした「ずぼら」マジックがたくさん

為されています。

毎日の生活ですから

なるべくエネルギーを使わずに

動けるように考えているのです。

 

マチ形状

 

当店定番の特長はそうした部分で、

必ずデザイナーが自分で使ってから

修正を掛けていることが

「ずぼら仕様」を正しく作用させています。

 

内ポケット

 

見た目にゴージャスで美しさを求め、

使用感は、ずぼらの人でも使えることを

目指しているのが、当店定番の考え方。

 

欧米では、入れるものを細かく分けたり、

軽く作ることは要求されませんから、

日本人の生活に

快適にマッチすることを目指しています。

 

ファスナー式ポケット

 

例えば、内ポケットの引手を

このお色の場合、ベージュ色にして

すぐに見分けられるようにしています。

 

ぱっと見てすぐに触れる、というのは

使う上で、とても大切な要素です。

 

底鋲付き

 

キャリアある人間にしかわからない

「使い勝手」を追究し続けて、

さまざまな角度からアプローチしています。

 

こんな考え方の当店定番をご覧いただき、

ぜひ、ご自分のための

究極の革製品に生かしてくださいね。

机に立つペンケースのフルオーダーメイド

机に立つペンケースのフルオーダーメイド

2016/11/25

「ペンケースが欲しいんですよ。」

と、2~3年ほど前

お写真をお送りくださったクライアント。

そのお写真のペンケースは、

一本一本のペンを別々に入れて巻く

化粧ブラシ入れのようなタイプ。

 

見本と並べて撮影

 

「そのタイプですと

一対一対応のペンループをお付けするので、

たくさんお入れになると嵩張りますし

使い勝手がどうかと思われますが…」

というやり取り後、

もう少し何かをお使いいただいてから

たたき台になるタイプを

お考えください、となっていました。

それから2~3年。

デザイナーは、

ずっとデスクトップに置いてある

そのペンケースを見ては

何となく考えていたようです。

 

見本と比較

 

いよいよご来店くださった時、

お持ちいただいたのが左側の見本品。

建築家などのクリエイターの方から

とても評判の良いお品だそうです。

 

「いろいろ考えたうえで

これを使うことにしました。

使ってみたら、案外いいんですよ。

机の上で立ちますし。」

というご感想なので、

素材はまったく違いますが

ほぼ忠実に再現しました。

 

丈夫は外側に折れる

 

変えたところは、左側のペン挿し。

太さの違う万年筆を

ペンがぶつからないように

一本一本収めるループにしました。

 

「お、このペンループ、ピッタリだ。」

一番太いペンを

直径が1.3ミリしか違わない別のペン用の

ループに入れようとしたところで

気づいてくださったのが

それぞれのペンの入れ心地の良さ。

 

スタンドとしても使える

 

「ベンツのドアの開閉のスムースな感覚、

あれを狙って、うちでは

こうした部分を作っています。」

「ああ!私の仕事でも

その例えは使いますから、よくわかります。

ほんとにいい感じですね。」

何度もペンを出し入れするクライアント。

お分かりいただけるのが嬉しいです。

 

形状はホックで固定

 

「革素材でこのお品を再現する時、

一番気を使ったのは

ちゃんと立つことです。

 

革は使っていくと柔らかくなる性質なので

根本的にナイロンの端処理とは

異なる経年変化になりますから。」

 

どうやってこの素材を

長持ちさせるようにしたかは秘密ですが、

それをお見せすると

建築家のこのクライアントは

にっこり笑ってくださいました。

 

その後ひとしきり家を建てる時の

興味深いお話を伺いました。

すばらしいお仕事をなさる方に

お持ちいただけるのはありがたいことです。

どうぞ長くお使いください!

7年間毎日使用した当店ブリーフケースの修理

7年間毎日使用した当店ブリーフケースの修理

2016/11/23

「これもまだまだ使えるから

少し手直しをして欲しいのだけど。」

ふたつ目のピックアップ時に

修理をご依頼いいただいた鞄です。

 

かぶせ 修理前

 

このバッグの大きさの割に

重い中身をお入れなので、

フタの外側と内側がずれてきました。

内側にも革を使っているので

重い荷物ですと、伸びてしまいます。

 

かぶせの中身

 

ふっくらとお作りするための芯材の下に

フタ全体が伸びないための

芯材もお入れしてありますが、

やはり毎日7年間ですと

伸びてくるのは当然です。

 

それをお直ししたのが、下のお写真。

 

かぶせ 修理後

 

持ち上がったフタの端が

バッグに沿うようにきれいにお直しします。

 

また、久しぶりにお持ちいただきましたから

磨き仕上げの処理をやり直し、

全体的に、見た目のきれいさを

取り戻しています。

 

コバの修理前と修理後

 

そろそろ持ち手も取りかえた方がいいかな

という時期ですが、

TPOに合わせてたまに使うだけ

ということなので、今回はお直ししません。

 

バッグの状況を良く見ると同時に、

お使いになる方にとっての必要性も鑑みて

修理などを行います。

 

斜め 修理後

 

「こんなにきれいになるなら

これを使い続けても良かったかな。」

とお笑いになるクライアント。

 

気分によって持ち替えていただけば

それぞれの鞄が長持ちします。

どうぞ毎日楽しくお過ごしください。

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