実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー
三つ折り財布のオーダーメイド品
2016/11/12コンスタントにご注文をいただくのが
三つ折り財布。
それも、同じものはひとつとしてありません。
もっとも意見の割れるアイテムです。
本日ご紹介するのは、そんなお財布。
三つ折りのいいところは、小さいところ。
でも正直
たくさんお札が入らないものが多いので、
中身の少ない方がお持ちです。
しかし今回
札入れ部分をL字に開くことで
お札がたくさん入るようにしました。
種を明かしますと、今回の三つ折り財布は
カードがたくさん入るようにした、
札入れとしては二つ折りタイプの
最も小さいサイズのものです。
札入れ部分をL字に開けることは
当店定番のコンパクト財布でもやっていますが、
これによって
お札はたくさん入るようにできます。
こうした技を、適したところに使えることが
オーダーメイドでは大切なこと。
またこの財布は、薄くても長持ちタイプ。
オーダーメイドでお作りしていますから、
厚みと丈夫さのバランスを考えています。
ちなみに、お財布を長持ちさせるには
お尻のポケットに入れないことが
一番の秘訣なんですよ。
同じものでも、
お尻のポケットに入れることで
汗の塩分と水分でかなり消耗します。
革製品は何でも「一生もの」と
思ってらっしゃる方は
いまだにいらっしゃいますが、
それは幻想です。
毎日ハードに使うものならなおのこと。
革製品の丈夫さは、
製品自身の自重に比例します。
基本的なことですから
頭の片隅にちょこっと置いてくださいね。
基本的に使い方は
靴と同じようにお考えください。
毎日同じ靴を履く人は少ないと思います。
それで靴は、長持ちするように感じるだけです。
お揃いの手帳カバーのオーダーメイド品
2016/11/10同じふたつの手帳カバーを作りたい、
というご希望のクライアント。
遠方の方なので
細かい打ち合わせはすべて
メールと画像を使って行われました。
お写真からお分かりのように、
それぞれ素材が違います。
左は当店特製牛革、右はコードバン。
カバーの角を丸くして
クライアントのお好みにしていますが、
素材が違うと
この丸みがさらに
革の違いを大きく見せてくれます。
おもしろい効果ですね。
当店では、牛革のお品の場合はもちろん
内側も牛革ですが、
コードバンなどの稀少革の場合も
内側を牛革にしています。
それは、稀少革の加工の仕方に由来します。
内側の素材は、幾重にも重なるため
パーツごと、またパーツの部分部分ごとに
幾種類かの厚みに
漉きなおさなくてはならないのですが、
素材によっては
それができないことがほとんどだからです。
決して材料を
ケチっているわけではありません(笑)。
上のお写真はコードバンの方ですが、
真ん中が白くなっているのは
コードバンの方には裏地を付けないからです。
コードバンは、馬のお尻の革で
その特徴は、キメが細かいので、丈夫なこと。
革の裏も手触りが良く
牛革と違ってキメ細かさが美しい革なので、
裏を隠してしまうのはもったいほど…
それで当店では、裏をお付けしていません。
こうして表面をご覧いただきますと、
製作時における違いも
お分かりいただけることと思います。
革によって加工の仕方が違うことを
ご存知の方は少ないと存じます。
例えばこのコードバンを例にとりますと
この革は、薄く漉くことがとても難しい革。
キメが細かいゆえに
層にはならず、細かい砂の集まりのようで
漉き器を通すと
もろもろと崩れて行ってしまいます。
ちなみに今、コードバンのお値段は
うなぎ登りに上がっています。
それは、馬の他の部分の革が売れないから、
というのも大きな原因になっているようです。
コードバンはお尻だけの革ですから
そこだけを加工して使おうと思うと、
他の部分を処理しなくてはなりません。
革の値段には
こうした見えない現実も大きく関わっています。
男性用オーガナイザー=メンズ財布&クラッチバッグ
2016/11/08このタイプのクラッチバッグは
いまだに人気があります。
男性のオーガナイザーとも言える
身の回り品を入れるバッグ。
特長的なのは
お財布の機能とその他の機能を
併せ持つタイプなのですが、
そのどちらも
これという決め手があまりない
かなりパーソナルなアイテムだということ。
ひとりひとり、入れるカードの枚数まで
まったく違うのですが、
とにかくこれ一つ持って出かければ
何でも事足りる、というコンセプトです。
今回のご依頼は、カード入れが20枚、
内10枚は隠れるようにして、
それぞれ10枚ずつのカードが
重ならないようにしています。
このクライアントは
財布機能の方には、お札と領収書のみ。
小銭は、小銭入れをお持ちです。
このように
それぞれのクライアントによって
まったく違うアプローチを
毎回ご依頼いただきます。
そしてこれが大きな分かれ目なのですが、
持ち手を付けるか否か。
この持ち手の使い方は、
ぶらぶらと持つのではありません。
こちらを底にして、手で覆うように持ちます。
ぴたりと持つ、という感じでしょうか。
ですから、
各人の手指の大きさに合わせて
ぴったりでお作りします。
こうすれば、持っていることを意識し、
置き忘れることを予防できます。
あなたは、どんな風に
何を持ち歩けば、
気持ちよく、楽な生活になりますか?
ハコ型小銭入れのオーダーメイド
2016/11/07本日のクライアントからのオーダーは
小銭入れ。
現在お持ちのものを踏襲し
今までと同じ使い勝手を
再現させました。
小銭入れにも
さまざまなご依頼をいただきます。
小銭だけを入れるもの、
小銭+札を数枚、
あるいはそれにカードも数枚、
といったように
人によって全く違います。
今回は、クライアントの
掌に収まりのいいサイズが決め手。
つまりは、持っていて安心するサイズ
ということ。
当店の革製品は
最初は硬く感じますが、
お使いいただいて手で撫でていただくと
どんどん柔らかくなって
いい感じに柔らかくなっていきます。
その時、このように掌に収まるものなら
最高に気持ちのよい使い心地になります。
革の厚みをどれくらいにするかは、
そういった一人一人のクライアントの
ご要望に合わせて
ひとつひとつ変えて行きます。
たとえ同じ形を作るにしても、
違うクライアントであれば
まったく違う出来上がりになります。
それがオーダーメイド。
ブランド品バッグとオーダーメイド品バッグ
2016/11/04最近、同じようなお言葉を何度も伺います。
「今までブランドに
こだわりがあったのですが、
ここでバッグをオーダーメイドすることは、
出来合いのブランド品を持つこととは
まったく違うことなんだな、と感じます。」
「これまでは、色やデザインに注目して
結果的にブランド品を選んできたせいか、
使い勝手はどれも良くありませんでした。
ここのオーダーメイド品を比べてみると、
重さも、使い勝手もまったく違いますね。」
このようなご感想です。ありがとうございます。
オーダーメイドなので
使いやすいのは
当然と言えば当然なのですが、
あらためて認識いただき
こうして言葉にしてくださるのは、
とても嬉しいこと。
そこで次に必ず話題になるのは
「ブランドの製品って、
もしかすると私たちの使い方とは
違うことを考えているのかしら?」ということです。
すばらしいことにお気づきです。
なぜなら、
各ブランドで提案されている形や仕様は
それが生まれた土地の土地柄に適している訳で、
お持ちになる人々の体格や、
どんな生活の中でどんな風に鞄を使うか、
というその場所での日常生活から
生まれるからです。
同じ身長であっても、
欧米人の骨格は
私たち日本人よりも大きく、
力や体力もずいぶんと違いますから、
その人たちと同じものを持つこと自体が
本来ナンセンスなのかもしれません。
また、どういう階層の人たちが
そのバッグを使うかも、
日本とはまったく違うのが現状です。
そういった人々と日本の人々の生活形態は、
当然ですが、違っています。
都市部での移動は電車で、
自分で荷物を持たなくてはならないのが
日本の大都市での生活。
日本では、欧米映画の中でのように、
夕食パーティなどに、シャワーを浴びてから
着替えて出かけることなど
ほとんどありません。
働いている時の服装、バッグと靴で
ラグジュアリーなお店に出かけるのですから
あまり寂しい恰好で出かけるのもNGです。
だから、すてきで、かつ使いやすいバッグが
欲しいのです。
おしゃれなのはもちろん、
持っていて楽で、軽くて
自分の使い勝手に合っている、
笑顔で一日を送れる鞄が…
そのようにひとりひとり、パーソナルな
持ち物が要求されるのは、
それぞれの人の生活の違いから来ているのです。
オーダーメイドだけが
それを解決できるのは、
自然の成り行き。
世界のいろいろな都市へ出かけると、
その都市の雰囲気や
都市を構成している色は、
それぞれみな異なっています。
東京の街に合った格好のまま、
余所の土地へでかけると
違和感を感じることがしばしばあります。
それは、ファッションや生活は、
その土地の持つ雰囲気や、建物の色が
大きく関わっているからです。
大都市のなかでは違和感がなくとも、
小さな街へ行くほど
大きな違和感を感じるのは
そのためです。
日本で生まれた日本のブランドは
この地に基づく細かい気配りをし、
すばらしいもの作りをしています。
そういう「もの」たちは、
私たち日本で生活する人にとっては
もっとも適しているのではないでしょうか。
あるクライアントから頂いたメールを
ご紹介します。
************
素敵なバッグが届きました。
ありがとうございました。
明日の出勤が待てず、
用もないのにとりあえず
バッグを持ってお出かけしました。
いろんな物がピッタリと収まりますし、
ファスナーではないので
開閉は楽なのに中身は見えませんし、
本当に優れものです。
本当に良いバッグです。
オーソドキシーさんのおかげで、
良いバッグとはどんな物なのかを
知る事ができた気がします。
実は、これまでは結構ブランドに
こだわっていたのです・・・
************
高品質のお品をご存知の大人の女性から
このように言っていただけますのは、
ありがたいことです。
こちらこそ、ありがとうございました。




























