実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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長財布と小銭入れのフルオーダーメイド
2014/08/212年ほど前にブリーフケースをお作りしたお客様が
「今度はスーツの内ポケットに入れる
軽くて薄い・・・というお財布が欲しいですね。」
と、ご来店くださいました。
とても嬉しいです。。
定番のお財布をお見せしましたら、最初は、
カード入れの枚数だけ増やして、そのまま行きましょう!
というお話になったのですが、
見本品のお財布から出したり入れたりしているうちに
「いつも思うんだけどね、
普通のカード入れって、
取り出しやすいものではないですよね。」
ああ、ちょうど改変しようと思っていたところを突かれました。。
ということで、カード入れの口をカット。
いろいろなことを考えて、カットするラインを決めました。
お受け取り時の、嬉しそうな表情が忘れられません。
背中を押していただいて、ありがとうございます。
このタイプの長財布は、定番にしますので
みなさま、今しばらくお待ちくださいね。
そしてお揃いの革でご注文いただいたのは、
長年ご愛用のカード&小銭入れをちょっと改変したもの。
仕切りの真ん中には、カードがちょうど入ります。
「このタイプが一番使いやすいんだ。
これでまた、しばらくいい感じで使えます。」
今回、とてもめずらしいミスをしてしまったので、
この小銭入れは作り直しました・・・
お客様には
いつもよりもお待ちいただいて、感謝しています。
じつはこういう小物こそが、
作る上で、いちばん難しいアイテム。
だからこのタイプは、フルオーダーを受けるところがないのです。
お客様のほんとうに欲しいものをお作りするのは
とても難しいですが、
とてもやりがいのある仕事です。
スリーポケッツ型のメンズブリーフケース フルオーダーメイド
2014/08/19超大作をご紹介します。
ご注文者は、
私どもが存じ上げないお店からご紹介いただきました。
「自分の欲しいバッグを作ってくれるところはないか、と
日頃お付き合いのある、修理の上手なお店にお尋ねしたところ
ここを教えていただきました。」と御来店。
遠方のお客様なので、
御来店前に簡単なスケッチをお送りいただき、
その構想に基づいて、
ざっくりとしたお見積もりをお知らせしたあとでの御来店です。
「現在がどうにも不便で、不便で・・・」
一日も早く希望のバッグが欲しい、という雰囲気でした。
お話を伺って行きますと、どうやら
最初にいただいた構想のバッグである必要は、なさそうです。
あらためて中に入れるものを拝見して、
どのように使いたいのか伺ったところ、
良さそうだとわかったので、その旨お話しました。
「なるほど、そういう感じで収めるのなら
その線で考えていただく方がよさそうですね。」
とにかく、分けて入れたい小物がとても多いので、
それを全部、どうやって別々に収めるのかが大変な案件です。
「これはすぐにお返事できる事案ではないので、
少しお時間をいただけますか?後日スケッチ画をお出しします。」
この件では、ひと月ほどお時間をいただき、
紙の上で描くことが可能なだけでなく、
作る上で、構造的にも可能な形にして、考えを煮詰めました。

このような事案ですと、構想だけでなく、
どうやって紙の上だけでご理解いただくか、ということにも
ひじょうに神経を使います。
具体的な方法はお教えできませんが、
お客様にはすぐにご理解いただけて、
「複雑なのに分かりやすくて、良かった。」と
すぐにゴーサインをいただきました。

今回の構想の中には、アイデアを必要とするものもあり、
それが実際に製作可能かどうか、
また、実際に使えるものかどうか、
さらに使いにくくないかまで、を
構想の最中に、軽いダミーを作って試します。
ご提案の仕様が製作可能かどうかを試した後でないと
お見積もりをお出しすることもできませんから、
見積もり自体にも、けっこうなお時間がかかります。

ご注文後は、とにかく延々と作り続けるのですが、
デザイナーがこのお客様にお目にかかったのは、たった一度。
直接お話を伺ったときにほとんど漏れはないのですが、
かなり錯綜した事案だったので、数回、確認をしました。
その時、すぐにレスポンスしていただけたのには、
とても助かりました。

フルオーダーメイドでは、ひとりの職人で
ひとつのお品を仕上げる態勢がなければ
ここまで細かいご注文をお受けすることは出来ません。
その職人は長い期間
ずっとテンションを保って作業をします。
作業時、もしお客様からのお返事が遅くて、
それ以上進めないところまで来てしまいますと
中断することで、そのテンションは下がってしまいます。
一度下がったテンションを元へ戻すには
また時間がかかってしまいますから、お客様との
二人三脚でお作りするこの仕事では、
お客様からの素早いレスポンスが、すばらしい援護になります。

遠方のお客様なので
出来上がってからは、宅配便でのお届けになりました。
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本日鞄受け取りました。
中身含め大変満足しています。
しかし一点問題がありました。
外付けの携帯ケースが小さくて全く携帯電話が入りません。
なおその他の点は大変満足しております。
本当に有り難うございました。
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と、とても気に入っていただけたのですが、
携帯電話の容れ物にちょっと問題があって、お直し。
それも無事解決しました。

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本日携帯ポーチ受領致しました。
非常に良い出来で大変満足しております。
今後とも宜しくお願い致します。
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これだけの大作を、
お客様と2時間ほどお話しただけでお作りできることは
奇跡のような気がします。
お互いを認め、信頼の上に成り立つのが、
オーダーメイドのすばらしいところです。
A4二つ折りホルダー コードバンを使ったリメイク
2014/08/16今日はリメイク品のご紹介です。
長年やって来ますと、昔お作りしたものに対して
愛着のあるお品なのでちょっと変化を付けて作り直したい、
というリクエストもあります。
しかしこれは、全部の縫い目をほどいて
あらためて作り直すことが多いので、
費用がたくさんかかることが少なくありません。
また、物理的に、
お応えできないリクエストの内容をいただくこともあります。
今回は、その辺をうまくクリアして
外側を全取っ替えをした、A4 二つ折りホルダーをご紹介します。

お写真からはよくわからないかも知れませんが、
左が新しく取り替えた表紙で、コードバンの黒を使っています。
もう長くお使いいただいたので、気分を変えたい、
ということと、最近コードバンにご興味を持ったこと、が
今回のリクエストに繋がりました。
内側の革は、今までのパーツを使っています。
革は、一度針穴を空けてしまうと、
それ以外の針穴を空けると、切れてしまいます。
また一度開けた穴の痕は、どうにも隠せません。
ですから、ひと目ひと目、前の穴を辿って縫い直します。
簡単なように見えても、
その部分を作る手順まで巻き戻していかないと
修理をすることは不可能です。
こういった加工には、愛情と技術が、良いガイドになります。
ハラコのアリスバッグ ショルダー&手持ちバッグ
2014/08/14立秋過ぎてもまだまだ暑さは続いていますが、
旧盆を過ぎるころからは
そろそろ秋・冬ものはどんなのがあるかな?と
少し気になる季節。
今日は、新作で一点ものの
ハラコ素材でお作りしたアリスバッグをご紹介します。
このバッグの名前の由来は、
デザイナーが「不思議の国のアリス」本の
布のおまけバッグを気に入って
ちゃんと使えるバッグしよう!と作ったバッグからきています。
その布バッグには、
アリスもハンプティ・ダンプティも、ハートの女王も
もちろんチェシャねこも、オリジナルプリントされていました。
しかしおまけのバッグですから、
ぺなぺなで、あっという間に壊れそうなうえ
最悪なのは、中国製だからか、持ち手に異臭がすること。
それで裏地をしっかりと付け、革の持ち手を付けて
トートバッグからショルダーバッグに変えました。
それからあっという間に一年程経ったのですが、
なんとこのバッグの出番の多いこと!

なぜってこのバッグ、小さいのに
A4サイズを持とうと思ったら、入ってしまうからです。
さすがにA4の頭は出ますが
ぱっと持ち運べるので、いただいた資料や、
映画やコンサートのパンフレットを急遽入れられます。
これは、女性にとって嬉しいサイズ。
またこのバッグも、見た目以上の収納力があるので
入るわ入るわ、中にチェシャねこがワープできそうなくらい。
そんなわけで、いつもバッグの名前に困るのですが、
このバッグは簡単に名前が決まって、めでたしめでたし。
新作のこちらは、布の元祖アリスバッグと比べますと
外ポケットも内ポケットも充実していて
さらに使いやすく改良しています。
また、持つ面を変えることで印象もまったく変わる、という
ひとつでふたつのイメージを楽しめるバッグです。
たまにはウェブショップものぞいてくださいね!
フランクリン手帳用システム手帳 フルオーダーメイド
2014/08/12ご注文いただいたのはシステム手帳ですが、
今回は、フランクリンシステム用のサイズです。
男性と女性のお客様のために
お揃いでお作りしました。
これからフランクリンシステムをお使いになる
ことをお決めになったということですが、
「どうも気に入った手帳カバーがないんです。
市販品でもけっこうなお値段なんですが、
重いし、嵩張っているしで、
それだったらいいものをオーダーして
長く使おうかと思いました。」
当店の定番には
普通サイズのシステム手帳ならありますが、
特殊なサイズは、すべてフルオーダーでお作りしています。
その代わり、どんなサイズでも、
お客様だけの特殊なサイズの決め方でも、
それに合わせてお作りします。
システム手帳を作るのが難しい理由は、
表紙の堅さや全体の大きさ、ペンの収まり具合、
など、それぞれの人が全部違うことを望み、
さらにその内容が、デリケートであるからです。
毎日仕事で使うのに
何度も何度も出したりしまったりしますから
そのたびに「・・・」と思うのでは、堪りません。
それ以前に、なかなかこれを作れる人がいないので、
ドラマ用の「黒革の手帖」なども、当店でお作りしました。

というわけで、使いやすいぴったりサイズの手帳で
ストレスなく仕事をしたい方、
オーソドキシーにいらっしゃれば
探す時間も体力も、仕事や遊びに注ぎ込めますよ♪












