実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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「叢雲 スカーレット」ショルダーバッグにもなるハンドバッグ
2025/12/24
リネアペッレレザーで、
うつくしいバッグを製作!
クライアントから依頼があって
仕上げたデザインを、
満を持して別革で
製作以前に完成させました。
あまりにステキで、
ため息が出ます。
ウェブショップに
アップしましたから、
ご笑覧ください。
お着物にも似合う感じです。
おしゃれの仕上げに
主張しすぎず
ひと目を引くこのバッグは、
ここぞという時も
ちょっとしたお出かけにも、
あなたを
グレードアップしてくれます。
「革の制作教室」生徒作品と教室風景
2025/12/23
では、まずバッグを作る人が
圧倒的に多いですが、長い方で
そろそろ作りたいものは作ったな
となってきますと、
小物を作る方が出てきます。
本日ご紹介するのは
ドリップコーヒーのケース。
生徒さんが
全体像のスケッチを描いてから
構造を決め、
講師に確認してもらったら
製作に入ります。
革は
休みの日に自分で選んだ革を使い、
糸も好きな色を選んで
製作をしています。
厚手のヌメ革ですから
裏地を付けず、サクッと仕上げ
ぴったりコーヒー袋が入ります。
「仕事場の机の上に
これを置こうと思っています。」
コーヒーを入れるたび
ホッとひと息つくだけでなく、
リフレッシュする感覚も
大きく変わりそうです。
下の2枚のお写真は、
静かな落ち着いた空間で
製作に夢中な生徒さん。
「入門コース」を終えた
「上級者コース」では、
ひととおり教わった技術を基に
更なる飛躍を遂げていきます。
マンツーマンの指導だから、
自分のデザインで
使える作品が出来上がります。
プレゼントのビジネスバッグ 2510N
2025/12/21
使いやすく
軽量なビジネスバッグを、
ご主人の誕生日プレゼントにした
クライアント。
そのバッグが軽くて調子いい、
と今度は、ご主人が
奥様にプレゼントとして
ご注文くださいました。
前回と同じく、
お持ちになる方ご本人が、
現在使っているバッグに
持ち物を入れて
ご来店くださいました。
ありがとうございます。
休日にビジネスバッグを
お持ちいただくのは
なんとも気の引ける話ですが、
サイズと容量が一番の問題になる
”バッグ”というアイテムを
当店でご注文いただく時には、
もっとも良い方法です。
他店で鞄を購入なさるときにも、
持ち物を目当ての鞄の中に
入れられるといいですが、
それはほとんど無理なこと。
ですが、当店オーダーであれば、
大きさを測りがたい場合には、
大きさダミーをお作りして
すべての持ち物を入れ、
全体の具合を見ていただきます。
そこまで慎重になるからこそ、
使えるバッグになります。
今回ベースになったデザインは
「デコルテバッグ #3」です。
このバッグの中に仕切りを付け、
その仕切り面にPCが入る
ポケットのご希望を頂きました。
そして各部屋には
どこかへ行ってしまう小物たち用
内ポケットをお付けしました。
女性の持ち物ならではの
リップクリームや口紅、
ハンドクリームなどは
探さずにパッと取り出せます。
また、入館証や名刺入れ、
2台のスマホなどにも
同様の内ポケットをお付けして
どこに何が入っているかを
わかりやすくなっていますから、
かなり便利と思います。
デザイナーも最近、
「小物が多くなってきたら、
もう少し内ポケットが
欲しいと思う時があるわ。」
などと言っていますが、
大きなバッグほど
その必要性は高くなります。
出来上がり時もご主人を通して
「できれば、お仕事用具を
お持ちくださいませんか?」
と、奥様に、鞄のサイズを
店頭で確認していただけるよう
お願いしました。
これを実行していただけたので、
とても助かりました。
ちゃんと最後を見届けられるのは
ありがたいことです。
奥様は
「大きい鞄ですね!」
とおっしゃりながらも、
「持ってみると
そんなに大きく見えないですね。」
とご感想をくださいました。
「中身を入れて持った時、
今の鞄よりずっと軽く感じます。」
しかもすっきりとした立ち姿です。
気に入ってくださって良かった。
使い慣れてきましたら
もっと馴染みますから、
もっと持ちやすくなります。
このバッグが、きゃしゃな奥様の
手助けになれれば嬉しいです。
それにしても、
こんなに素晴らしいプレゼントを
差し上げ合うご夫妻って、
なんと素敵なことでしょう。
お似合いのお二人ですし、
いつまでもお健やかに
お過ごしください。
このたびも
ご注文ありがとうございました。
ホリデー企画 シンプルなペンケース
2025/12/19
難しいオーダー品ばかりを
製作している当店ですが、
デザイナーは最近
「鞄の中へパッと入れて
ザクザクっと探して取り出す、
そんなシンプルなモノが欲しい。」
と、大きなバッグの時に
ペンを2~3本だけ持ち歩く
シンプルなペンケースを作って、
ご紹介しています。
使ってみると、
「こういう、一見
何の工夫もなさそうな
シンプルなモノっていいわあ。
色をきれいにすれば
大きな鞄の中で見つけやすいし、
パッと入れて
ガサガサっと探せる。
シンプルな使い方だわ。」
と、気に入っている様子です。
「でもね、このサイズ決めは
いろいろやってみた。
気持ちいいヨコ幅と
適度な深さが肝です。」
こんな製品でも、
長くお使いいただきたいから
手を抜きません。
裏地や糸も
楽しくなるものを選んでいます。
そもそも、なぜ
エキゾチックレザーを選んだか
と言えば、それは
革を最後まで使ってあげたいから
に相違ありません。
さすがにパッチワークは
できませんが、
まだまだ使えるところの革を
生かす小さな製品は、
なかなか開発できませんでした。
「使えない一過性のモノ作って
ゴミにされるのは嫌だし…」
デザイナーがいつも言うことです。
「でもこれ、
使ってみたらすごく良いの。
初めてのエキゾチックレザーを
使いたい方には、とくに
楽しんでいただけそう…」
とお作りしてみました。
サステナブルなお品です。
長く使えるのも嬉しい。
どれも1点限りです。
試してみたい革がありましたら
お手に取ってみませんか?
ハイブランドレザー製もあり。
25年お使いいただいたリーガルパッドカバー
2025/12/18
懐かしいお品をご紹介します。
かつて「リーガルパッドカバー」
という定番がありました。
当時は、今からすると革のお値段が
驚くほどお安かったものですから、
たくさんの方が
このカバーをお持ちくださいました。
そのカバーを
25年ほどお使いくださっている
クライアントがご来店し、
懐かしい姿を拝見しました。
ハードにお使いですが
どこも直す必要がない状態で、
大切に使ってくださっています。
ありがたいことです。
この革の色はベージュでしたが、
全体が濃くなっています。
作った当時は、
左側に、名刺入れのスリットや
紙をはさむスリットを
お作りしたのですが、
今ではシンプルにお使いです。
中身は、相変わらずの懐かしい
黄色のリーガルパッド。
一瞬タイムスリップしたような
感覚になります。
お持ちの方とも久しぶりですが、
お元気そうで何よりです。
*内側は外側よりベージュの色が
残っているが、テリもある。
使っている人とともに歩む
当店の革製品は、
使う方のパートナー。
このカバーを使い続けることは、
ライフワークを続けていること、
そしてそれは、
自分が進化しているからこそ
ずっと続けられること、を
表しています。
貫禄は増しても、
同時に軽やかになったこの方に
ずっと寄り添って、持ち主に
ふさわしいモノになる…って
すばらしいことです。
























