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”好き”を纏うバッグ

”好き”を纏うバッグ

2025/12/16

 

当店にはもう10年近く、

ウェブショップに

”ミュージアムライン”という

絵柄を描き入れた

1点ものコーナーがあります。

 

それは、みなさまに

いつでも”好き”を

纏っていただく楽しみを

お持ちいただきたいから。

 

目をやるたび、

「これが好きで、楽しい!」

という気持ちを持てると、

大変なことがあっても

何となく乗り越えられます。

 

 

 

 

たまたま本日ご紹介するのは

「ホワイトテイル」という名の

丸底のトートバッグですが、

こんなメンズっぽい服装で

持ってみてもミスマッチで

おもしろいです。

 

 

 

 

バッグの形を変えることもできて

軽いですし、たくさん入ります。

必要な内ポケットも揃ってます。

 

1点ものだけでなく、これまでも

ご自分用やプレゼント用として

みなさまのご希望に合わせて、

オーダーで 絵柄やネームを

お入れしてきました。

どうぞご笑覧ください。

 

 

 

大容量の名刺入れ 2511N

大容量の名刺入れ 2511N

2025/12/15

 

遠方の方から

お写真が送られてきました。

「同じ形でできますか?」

 

ぎっしり名刺やカードの入った

名刺入れで、

厚みはみっちり3センチはあります。

もちろん無理やり詰め込んでる

感じが見えます。

 

 

 

 

「もう少し

無理なく入るようにしたい。」

というご希望をいただいたので、

Xセンチくらいまでにした方が

良いですよ、と申し上げて

最終的に

お決めいただいた厚みですが、

5ミリの違いでも、

最初からの設定であれば

かなりたくさん入ります。

 

 

 

 

いただいたお写真から

寸法を割り出し、サイズも

レイアウトも同じくしています。

 

後ろ外面にはポケットがあり、

前胴側とフタにも

ポケットが付いています。

 

 

 

 

当初の厚みにプラスして

どんどん入れていくと、

伸びて容量以上の中身が

入るようになっていくのが、

革製品の良さです。

 

でも使い始めから

同じだけ入るようにするには、

考え方を変えなくてはなりません。

 

 

 

 

今回は

どのようにして最終的な厚みを

決めてもらったかというと、

デザイナーが

手を使って実践していただく

ちょっとした実験を

お願いしました。

 

遠くに離れたクライアントにも

きちんとしたオーダー品を

お作りできることには、

コンサルティング時に

さまざまな工夫があるからです。

 

サプライズプレゼントだと

おっしゃっていたので、

喜んでいただけることを

願っております。

 

後から、喜んでいただけた、

というご連絡をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

「革の制作教室 」ファッショナブルな生徒作品

「革の制作教室 」ファッショナブルな生徒作品

2025/12/14

 

やはり女性の生徒さんは

ファッショナブルなバッグを

作ります!

思わず”素敵”と声を大にしました。

 

金具も革も

ご自分で仕入れに行って、

イメージ通りのものを

見つけてきました。

 

メタリックなコパーカラーに

デコラティブな金具を合わせ、

大きなはと目穴がアクセント。

 

 

 

 

 

生徒さんにとって

製作デザインを決めた後はまず

”材料探し”が重要なことです。

 

休みの日に自分の仕入れ先の

お気に入りエリアを巡って、

イメージに近い革や

金具を物色してきます。

なんと楽しいことでしょう!

 

金具屋さんを回りながら、

気になったご飯屋さんや

アクセサリーのお店に入ったり…

問屋街は遊べる街です。

 

 

 

 

 

これがまた、革製品を作る時の

楽しみのひとつ。

 

仕入れ先は同じエリアに固まって

たくさんあり、

それぞれ店に特徴がありますから

まず自分の好きなお店を

チェックしに行きます。

 

その後、一人一人の頭の中には、

きっと自分だけの地図が

出来上がることでしょう。

 

 

 

 

 

自分で作ったカッコいいバッグを

外出先で持てるなんて、

すばらしいことです。

 

入門コースを終了したら、

ひと通りの技術を習いますから、

ますます作りたいものが作れます。

 

おまけに講師たちは親切ですから、

どこが難しいか注意をくれますし

時に

もっとこうするといいよ、

ということも知らせてくれます。

 

 

 

 

 

おまけに、一番良いことは

プロが

道具の面倒なメンテナンスを

してくれていること。

 

だから教室に来たら、

気持ちをパッと切り替えて

自分の好きなものを作る、という

世間と隔絶したこの趣味に

没入することができます。

 

 

 

 

 

もし自分で道具を持つなら

置き場所が必要なのは当然ですが

それよりもっと大変なのは、

それぞれの機械のメンテナンス。

 

プロも苦労することがあるくらい、

機械の調子を保つことは

ほんとに難しいです。

 

特に何か”やらかしてしまった時”、

途方に暮れることもあります。

 

 

 

 

”自分の家で革製品を作ること”

をするなら、

たくさん作るでしょう、すると

その作品の行く先をどうするか?

売るのか、あげるのか?

という難しい問題に行き着きます。

 

でも、週に1回、

ストレス解消しながら

作りたい革製品を

良い環境下で作るのなら、

こんなに楽しいことはありません。

 

当教室は、プロを目指す人にも

お教えしていますが、

それとはまったく別の

趣味の制作の始まりでもあります。

 

ゆるゆると

今までやったことのない制作に

携わって、

自分の世界を広げてみませんか?

 

 

開いたらハッとするA5手帳カバー 251003

開いたらハッとするA5手帳カバー 251003

2025/12/13

 

文房具好きの方から

ご相談をいただきました。

 

「このレポートパッドですが、

いまはもう販売されてません。

現物限りで販売終了、と聞いて

買いに走ってしまいました。」

 

愛用品の販売がなくなるのは
ほんとに寂しいことです。

 

 

 

 

 

このようなことからまだしばらく

このパッドを使いそうだ、と

カバーをご注文くださいました。

ありがとうございます。

 

この個性的なクライアントが

お選びになった革は、

表がワインx内側がネイビーで

開いたらハッとする組み合わせ。

 

 

 

 

 

このカバーの

変わっているところは、

ペン挿しです。

パッドの下に

ペン本体がしっかりホールドされ

ペンのおしりを押すようにして

スッと出します。

 

ペンはたいてい

パッドの横に入れるのが

定位置ですから、

かなり変則的な入れ位置です。

 

でもこれ、

A5サイズですと使いやすい。

ペンホルダーの太さの分が、

カバーのサイズとして

タテに長くなるか

横幅が大きくなるか、は

使いやすさの分かれ目になります。

 

これは人それぞれなので、

このような場合、当店では

使う方にお尋ねします。

 

 

 

 

 

表のワインはおしゃれでシック。

と思っているところへ、

開くと全面にネイビーが見えて

おっ、と気分が変わります。

 

しかも、糸の色は山吹色です。

この色なら両方の色に合いますし、

生きのいい感じにもなります。
このオーダー品の色合わせからは

このように複数の

複雑なイメージを読み取れます。

 

 

 

 

 

また、レポートパッドの入る面と
表紙の面とでは、

違う質感にしています。

それは、それぞれの面の

使われ方が違うからです。

 

「そういうのがオーダーって

嬉しい心遣いですね。」

そう言ってくださった

ご依頼者には、

パッドのストック分がある間は

ずっとお使いいただくことを

願っています。

このたびも

ありがとうございました。

 

 

 

小旅行用のボストンバッグ 2510N

小旅行用のボストンバッグ 2510N

2025/12/11

 

小旅行に使うバッグの

ご相談をいただきました。

 

クライアントは最初、

定番「おにぎりボストン」

「シエナ」を気に入り、

それを元に作ろうかという

お考えでしたが、最終的に

デザインベースになったのは、

おにぎりボストンと

「オーバーナイト#3」でした。

 

 

 

 

 

どれも本体+外ポケットのある

レイアウトですし、

形が似ていると思われるでしょうが、

構造として、

おにぎりとシエナは同じでも

オーバーナイトは違います。

そのため今回は、

それについてのご意見を伺いました。

 

ここでどうして構造を

問題にするかというと、

”何をどこまで踏襲するか?”で

外からの見え方=デザイン

が変わるからです。

 

しかしデザイナーは、

技術の詳細な説明はせずに

別の角度から質問していきます。

 

 

 

 

 

人によって、あるデザインの

どこをクローズアップして

ご覧になっているか、は

じつに千差万別。

 

当店コンサルティングでは

それを探って、

ご依頼者が最も好きなタイプで

オーダー品をお作りします。

 

 

 

 

 

そのための聞き取りが

ありますから、参考製品に

いくつかのタイプが挙がった場合、

メールでのご相談では

”このバッグのどこが好き?”を

ご相談者自身に問いかけます。

 

それは質感においても同様で、

文章表現やお写真を使って

お尋ねしていきますが、

当店にオーダーくださる方々は

的確に答えてくださいます。

 

これはすばらしいことです。

 

 

 

 

 

デザイナーは言います。

「ご依頼者は製作知識がなくて

当然ですし、それが前提です。

製作は、プロの私たちが埋めるべき

項目ですから。

 

でも、気に入ったバッグに対して

どこを良いと思い、

どのように使いたいかは、

ご相談者にしか

突き詰められない問題です。

 

リアルに考えていただくために

どのようにお話しするか…

コンサルタントが

それをできなければ、

問題は解決しません。

 

フルオーダーメイドは、

ご注文者にとって

最良の持ち物を作ることができる

たったひとつの方法ですから。」

 

 

 

 

 

というわけで出来上がった

こちらの小ボストンバッグは、

ご依頼者の使用時期に

ぎりぎり間に合った納品でした。

すぐに使ってくださって

気に入ってくださいました。

ありがとうございました。

 

こちらのご注文者は

たくさんの当店オーダー品を

使ってくださっていて、

柔らかい”ルバル”の手触りが

大好きです。

 

”ルバル”のファンは多く、

ふわっとした手触りなのに

しっかりとした芯のある質感が

人気です。

しかも軽い。

 

この革は、

栃木レザー㈱の前担当者が、

当店のためだけに

特別に開発してくれた革です。

 

栃木レザー㈱製の革を使っていても

この革を使っている他社は、

どこにもありません。

 

この素晴らしい品質を

一度はお試しください。

 

 

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