革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.09.29

大きなダレスバッグタイプのリュック「完成品」108N

2020年8月にご紹介した

ダレスバッグタイプのリュック、

「完成品」をご紹介します。

 

このご報告を

楽しみにお待ちくださっていた方も

きっとおいでと思います。

 

あのあと2度の内装ダミーを作って

検討した結果、

以下のようなリュックとなりました。

どうぞご覧ください。

 

 

良い意味で人目を惹く

ステキな完成品になるかどうか、

何とも難しいお題でしたが、

完成したリュックはとても良い感じです。

 

スーツにあわせていただける鞄となり、

出来上がりを見て

製作者たちは歓声を上げました。

「カッコよくなりましたね!」

 

 

上のお写真は外ポケットです。

パッと見では薄いポケットですが、

モノの取り出しがしやすいよう

前胴板にはマチをお付けしています。

 

この部分があるのとないのとでは、

小物の出し入れに格段の差があります。

このご提案はかなり喜んでいただけました。

 

また、小物のポケットは上目に付けております。

この位置がどこか、で

うんざりするような

使い勝手にもなってしまいますから、

かなり重要なポイントです。

 

 

本体内部にはPCや付属品を入れるため、

ある程度の大きさ対応ができるよう

フレキシブルにしています。

 

革ですから、

使っていくことでうまく馴染んでいき、

使い勝手に合わせて変形していくでしょう。

 

型が崩れにくく

馴染んでいく革素材は、

そう言った点で優れた素材といえます。

しかも

製作方法によっては軽くできますから、

万能素材とも言えます。

 

 

ヨコから見ていただきますと、

本体の部屋は三つに分かれ、

外ポケットはひとつ、という

全体構造を見ていただくことができます。

 

一番最初の構想では、横幅40センチと

大きめ設定だったのですが、

背負ったときのインパクトが大きかったため

36センチに変更しています。

 

背中に背負うリュックの大きさに関しては、

どこまでご自分が容認できる空間なのかを

良く見極めていただいたうえで

サイズをお決めいただくよう、

サジェスチョンをします。

 

 

ただただクライアントのご意向通りに

お作りするのであれば

却って簡単ですが、

・今まで使ったことのないものを

お作りする場合や

・特別に大きなものや小さなものを

ご注文いただく場合には、

クライアントが実際に

使ってどうお感じになるか、を

想像していただけるようにします。

 

これはかなり難しいことです。

フルオーダーメイドをやっているお店が

少ない理由は、

こんなところにもあります。

 

 

今回のリュック、クライアントは

自分は汗をかきやすいから、

ということで、背中部分には

強靭なナイロン地を使っています。

 

そしてスーツケースに重ねられるよう、

持ち手に通すためのループも

リクエストいただきました。

 

 

また、中身の総重量を考え、

肩紐にもクッション性をもたせて

しっかりとお作りしています。

 

「想像するよりずっと

良い感じに出来上がりましたね!」

さっそく中身を入れ替えて

お持ち帰りいただきました。

 

最初にご来店いただいてから

1年以上が経ち、

出来上がったこの超大作には

感無量です。

大変なご注文でしたが、

出来上がりまで

私どもと一緒に頑張っていただきまして

ありがとうございました。

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