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お気に入りの長財布をお気に入りの革で 20707

お気に入りの長財布をお気に入りの革で 20707

2022/08/12

 

あと少しで

お仕事をリタイアするというクライアントから、

「もうお財布使わなくなるかもしれませんが

やっぱり気に入った長財布が欲しいから。」

とご相談をいただきました。

 

 

 

 

お店のあるビルの外看板を見て

入ってきてくださった方で、

普段ネットや電話からのご予約の方しか

おいでにならないので、

店の者がみんなで驚いた来客です。

ありがたいことです。

 

 

 

 

いまお使いの長財布が

気に入っているのですが

そろそろ新しくしたい、というお気持ちです。

 

革のご希望をお尋ねする時、最近では

・エイジングを愉しむ革にしたいか

・ずっと変わらない革にしたいか

をお尋ねするようになりました。

 

 

 

 

今回は悩んだ末に

「やっぱりエイジングを愉しみたいですね!」

と結論をお出しになりました。

 

この長財布には、カードがたくさん入ります。

外側に@6枚x2、札入れ内部にも6枚入りますから、

合計枚数は18枚!

それでも小さく収められるようにしています。

 

 

 

 

出来上がった時

おおおお~と喜んでくださり、嬉しかったです。

 

リタイアしてもずっとお使いください。

楽しいご相談をありがとうございました。

このたびは「ベントナイト」についての

興味深い活用の仕方を伺いました。

 

フランスカーフのiPadmini6ケース 206N

フランスカーフのiPadmini6ケース 206N

2022/08/10

 

こちらは

メールとZOOMでご相談をいただいた

ご注文品です。

 

都内にお住いの方ですが

かなりお忙しいご様子で、

ついにご来店いただくことは出来ませんでしたので、

ZOOMのご相談の後は

メールでスケッチ画のやり取りをして

最終形をお決めいただきました。

 

机に置いてiPadを立て、

そのまま画面を見られる仕様をご希望です。

 

 

 

 

表に使った革は

ハイブランドが使っているフランスカーフ。

マットな黒の型押しで、

特にお手入れの必要がありませんから

使い勝手も楽です。

 

今回は、専用ペンを本体に張り付けて

収納するため、本体ヨコに

そのスペースを余分に取っています。

 

お調べしたところ

ペンの種類もたくさんありましたから、

種類を特定してご教示いただきました。

 

 

 

 

このようにペンがくっついていますと、

落とさないで済むように

留めのマグネットには、長いものをお選びします。

 

出来上がりのお写真をご覧いただくと

他の製品に付けているものと

同じように見えるマグネットにも、

長さや強度が幾種類もあります。

毎回、ご注文者の使い方に合わせて

お選びしています。

 

 

 

 

興味深かったのは、

これまでのご注文では

iPadの隣にノートやメモパッドも置くことが

多かったのですが、

 

今回は、iPadに直接書き入れるための

ケースでした。

紙を使う方もだんだんと

減りつつあるのかもしれません。

お若いクライアントですと、

そういった傾向が強く出る感じがします。

 

 

 

 

おそらく、上のお写真のようにして

プレゼンテーションなどをするのだと

想像しています。

 

余談ですが、素材に使ったフランスカーフは

とても硬い革。

ダミーを当店特製牛革で作ったのですが、

それとは全く違う硬さがあったものですから、

結局作り方を変えざるを得ませんでした。

 

同じ革のタイプであっても一枚一枚少しずつ違う

革という素材の特性は、

製作に対してもっとも悩ましい要素です。

 

 

 

 

そういう悩ましいこの製作物の端処理ですが、

今回はヘリ返しという

磨き仕上げではない方法を選びました。

 

本のように

真ん中の厚み部分が折れ曲がる回数が

極端に多いことを想像しますと、

この革専用の磨き仕上げだと

劣化が早そうだったから、です。

 

お選びいただく革によって

端処理の仕方を変え、なるべく長く

最初の状態で使っていただけることを

毎回考えています。

 

機種が変わっても

大きさが同じであれば、

本体を取り付けるシェルを取り換えて

またお使いいただくことができます。

末永くよろしくお願いいたします。

 

ご注文する行為も「楽しい」と

とても喜んでくださり、嬉しかったです。

ありがとうございました。

 

上品で仕事でも持つことができるトートバッグ 20605

上品で仕事でも持つことができるトートバッグ 20605

2022/08/08

 

フランスカーフでお作りした

格の高いトートバッグをご紹介します。

 

クライアントは現在使っている

ナイロン地のトートバッグをお持ちになり、

「これがとても都合良い大きさで

使い勝手も良いのですが、

このナイロン地では外出に持ってけないので、

革製にしたいと思いました。」

 

 

 

 

このオリジナルバッグの使い勝手に対しては

まったく文句がないということなので、

自分仕様のバッグにうまく巡り合うことができた

ラッキーな方です。

 

店頭におりますと、

ご自分の使い勝手に合うバッグに

なかなか巡り合えない人も

たくさんいらっしゃることに、気づきます。

 

 

 

 

このブログに何度もお書きしていますが、

素材が変わると、

仕様が同じバッグを作ろうとしても

出来上がりはまったく違うものになります。

 

↑これは、

プロの製作者の視点から見て、という意味ですから

ご注文者には

見た目からは気づかれない内容かもしれません。

 

今回は、外ポケットのファスナーのラインが

ナイロンと革とでまったく違って出ることが、

問題となりました。

 

そこで

ダミーバッグのお写真を添付して

「このように変化させてよろしいですか?」

とお尋ねしました。

 

元のバッグには

もっと長いファスナーが付いていましたが、

同じ長さでお作りすると

出来上がりのラインがくずれてしまうために

短くする必要が出ました。

ですから、そのポケットに入れる中身の

大きさもお尋ねしています。

 

 

 

 

新しいオーダー品の製作では、毎回

思わぬアクシデントがたくさん出ます。

ストレートにスムーズに運ぶ製作は

まずありません。

 

それが、素材の違いや

量産品との製作方法の違いから来ることや、

新しく追加されたクライアントのご希望内容から

来ることがほとんどです。

 

 

 

 

フランスカーフでお作りすると

出来上がった時に、きちんとした

ビジネス的な格の高さを感じます。

市販品のような雰囲気はありますが、

それとは似て非なるもの、という感じになります。

 

いっぽう当店の特製牛革は

温かみと高級感があり、独特の存在感を備えています。

使っていった後の貫禄は

他に例えるものもありません。

 

いずれにせよ、どちらでお作りしても

非凡なバッグになることは間違いありません。

 

 

 

 

今回のバッグの裏地は

ナイロン地でブラック。

裏地が革になるかナイロン地になるかは、

製作品の出来上がりの形によって

変わります。

 

このバッグのような「内縫い」には

ナイロン地を使います。

内縫いは、裏面を表にして縫ってから

ひっくり返して表面を出す縫い方。

 

内縫いの表の革には

柔らかいタイプが向いています。

革が堅いと、

ひっくり返す時にシワが出たりするからです。

 

 

 

 

フランスカーフには2通りの硬さがありますが

どちらも当店の革に比べると硬いので、

仕上げでひっくり返すのは、なかなか大変です。

 

「うわあ、

これならスーツで持っても大丈夫ですね。」

出来上がりを見るなり、

クライアントは喜んでくださいました。

ありがとうございます。

末永くお使いいただけることを願っております。

 

リネアペッレレザーの二つ折り財布 20614

リネアペッレレザーの二つ折り財布 20614

2022/08/06

 

先日ご紹介したブログ

「出来上がり品のご相談と

別革での二つ折り財布」のお財布が

出来上がりました。

 

リネアペッレレザー、一期一会の革で

ご注文いただいた逸品です。

 

 

 

 

「プライベートで持つお財布が欲しくて

オーダー例を見ていたら、

このお財布が目に入って

こういう柄も良いなあ、と思いました。」

素直にステキだと言っていただけることは

ほんとに嬉しいことです。

ありがとうございます。

 

 

 

 

前回お仕事で使うお財布の小銭入れは

下のお写真のようにお作りしましたから、

使い勝手はもうわかっていらっしゃいます。

 

表のイタリアンレザーは濃紺ですから、

内側は当店の特製牛革になさいました。

コントラストが良い感じです。

 

 

 

 

メッシュのように見える

リネアペッレレザーは、

じつは深い型押し模様。

かなり深い型のため

革を薄く漉くことはできませんから、

外側はしっかり目にお作りします。

 

 

 

 

日本には見本革が

1枚入ったきりの革なので

まず外で被ることがありませんし、

これほど複雑な型押しは

じっと見ているだけで愉しめます。

 

 

 

 

清潔感あるきりっとした方なので、

この深い型押しの

外連味のあるお財布は

意外性があってなかなかお似合いです。

この型押しは

思いきりおしゃれにも振れますし、

今回のように、きっちりしていながら

そこはかとなくおしゃれな雰囲気を

出すこともできます。

 

きっと、プライベートのお時間を

気分を変えて

お楽しみいただけることと思います。

このたびもありがとうございました。

 

2代目のA5ノーカバー 20614

2代目のA5ノーカバー 20614

2022/08/04

 

本日ご紹介するのは

以前ご注文いただいたカバーの

2代目です。

 

残念なことにお使いのカバーを

失くしてしまったのだそうですが、

 

同じものが欲しい

と思っていただける製品であったこと、

また当店が、その製品を再度

きちんとお作りすることができるお店で

良かったと思います。

 

 

 

 

もう一度使いたい、と

思ってくださったのですから

前回と同じ仕様でお作りしています。

 

こちらは2004年前後に

「超整理手帳」カバーの一種としてお出しした

限定版でしたが、人気があって

その後A5サイズカバーとして定番にしたため

この方には

2009年にご注文いただいておりました。

 

 

 

 

A5ノートを挟み、

ちょっとしたカードや

覚書などを挟むことができる

コンパクトなホルダーです。

 

当店特製牛革は

軽量ですが、芯がしっかりしていて

使うほどしっくりと馴染んで行きます。

それなのに型が崩れない、という

極上の使い心地を持っています。

 

 

 

 

このカバーのデザインの最大の特長は、

バッグに入れる時

ベルトが引っ掛からないこと、です。

 

バッグに手帳をしまう時など、

案外ベルトが引っ掛かって

ストレスを感じることはありませんか?

 

このカバーは、

外側にぐるりと回したベルト留めを付けることで

そのストレスを無くしています。

 

 

 

 

この目的を達するために

何種類かのデザイン的な方法がありますが、

この時はこのまとめ方にしました。

 

ブログによく書いているように、

当店は「デザインのためのデザイン」は

しません。

 

必要だから行う手当に対して

見てくれをどうするか?と考えることが

デザインの本質です。

*ご依頼がある時にはもちろんお応えします。

 

 

 

 

ペンやノートがきっちり収まって

手触りが良くなった時、

クライアントにまた、覚えのある感覚が

懐かしくて安心な気持ちを

呼び覚ましてくれることでしょう。

 

末永くお使いいただけることを

心から願っております。

この度はありがとうございました。

 

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