実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー

1点ものクロコダイル型押しジーヴズ
2025/08/17
再燃しているジーヴズ人気に
対応し、オリジナルレザー以外の
牛革で1点ものをお作りしました。
どなたもおっしゃるのは、
ふたつ目、みっつ目として
新鮮なものが欲しい、
というお気持ち。
それでご紹介するのは
エキゾチックレザーが多いですが、
すてきな牛革型押しも貴重ですから
本日はシックな型押しジーヴズを
ご紹介します。
たまたまお作りしたのが3点とも
クロコダイルの型押し。
左右の黒っぽいお色の革は
リネアペッレレザーで、
渋いダークグリーンの型押しです。
この型押しはリアルですが
ファッショナブルで、
さすがイタリアと言いたくなる
存在感があります。
真ん中のグレージュのお色は
姫路の革で、
クロコダイルのしっぽ部分、竹斑の
型押しをしています。
こちらもお色と言い型と言い、
なかなかすばらしい出来です。
それぞれの外側の革に
どんなファスナーの布と
内側の革を合わせたでしょう?
ショップコーナーでご覧ください。

二つ折り財布絵への絵入れ 50706
2025/08/16
先日ご紹介した二つ折り財布ですが
「やはり
絵を入れていただきたいです。」と
オーダー財布のお受け取りの後、
すぐにご連絡を頂戴しました。
*絵入れ後の財布の内側
ご希望絵柄は最初
文章でいただきました。
いくつかご希望がありましたので、
アーティストと相談しよう
と思っておりましたら、
「イメージに近い絵を見つけました。」
というご連絡と、
その絵柄を頂戴しました。
*絵入れ前のイメージ
空に向かって龍が昇っていく
というイメージでしたから、
いろいろな背景も考えられます。
ご自分のイメージに近づけるために、
お好みのタイプの顔や絵柄を
ネットでお探しいただき、
それをお送りいただくと良いです。
どうぞ皆様も参考になさってください。
その画像を元にして
アーテイストはまず下絵を描きます。
絵柄はお任せ、の場合には
大きさや色目などを伺って
下絵をお見せせずに描き上げますが、
確認したい、という方には
お見せして確認しています。
下絵の段階でとても喜んでくださり、
それでは…と描き始める直前に、
もう一つ訂正が。
それは
龍の持つタオの玉の模様でした。
通常は白が上なんだそうですが、
逆にしていまして、
それをご指摘いただきました。
こういうことも
お調べする必要があるのだと
あらためて学習しました。
ご教示ありがとうございます。
*これを開くと…
*このようになります。
それから下絵の段階で
ご指摘いただいたのは、龍の目です。
アーティストの性格が出てしまい
当初は可愛い龍になりましたが、
きれい系で少し女性的な目にして!
というリクエストを頂戴しました。
このようなお顔のイメージにまで
対応しておりますから、ご希望は
とりあえず何でもリクエストください。
詳しくお話しただけばいただくほど、
今回のクライアントのように
みなさまを笑顔にできます。
おいしいお菓子も頂戴し、
極上の笑顔を拝見したことも含めて、
お店中の人の気分もアップしました!
このたびもありがとうございました。

1点ものクロコダイルジーヴズ「はじめてのエキゾチックレザー」
2025/08/15
にお出ししているジーヴズは
すべて一点もの。
革の色に合わせて
ファスナーの歯や布の色を選び、
個性的な一点にしています。
エキゾチックレザーは
驚くほど丈夫で、長保ち。
これまでのご注文者のお品を見ますと
それは一目瞭然です。これは
45年の経験を持つ当店だから
自信を持って言うことができます。
ふたつ目、みっつ目を
お持ちになりたい方には、
新鮮で、革の経年変化も愉しめる
すばらしいジーヴズです。
今回紹介しているクロコダイルは、
使っている革の部分が違います。
左はお腹の部分で、
真ん中の大きな斑柄から
脇腹へ向かっての小さな斑柄の様子が
見えるようにしています。
この、柄の大きさの移行がわかるのは
クロコダイルの柄として
正統派のノーブルなタイプ。
向かって左は四角い柄ですが、
これはしっぽ部分の柄だからです。
これは竹斑と呼ばれ、
胴部分より硬いので
その革の状態によって
製品にできないことがあります。
以前お店で働いていた人が、
30年以上前に竹斑の斑柄を
自分で作って持っていましたが、
数年前のリタイア時にも
まだまだ使っていました。
彼は途中、そのジーヴズの
ファスナーを2度取り替えました。
長年当店に貢献してくれましたが
残念なことに鬼籍に入りました。
その働きを称えたいと思います。
さて、話はそれましたが、
どうぞみなさま、ご覧ください。

お揃い革のハーフムーン財布と丈夫キーケース 50604
2025/08/14
初めてご来店のクライアントは
お財布を新調したいとのことで、
あらかじめウェブショップを見て
「これが欲しいのですが。」と
リクエストをくださいました。
そのお品はまず、
お渡しした後で、
どうしてこのお財布になったのかと
想像しましたが、もしかすると
「月」が関係するデザインだったから
かもしれません。
*ハーフムーン財布(小)と
丈夫キーケース(ネイビー型押し)。
ご依頼者は
ある場所へお出かけになった時、
ピンとくるイメージがあって
それでお財布を変えよう、と
お思いになったとのこと。
こういう感性をお持ちの方は
羨ましく思います。
カンが良い方、という感じで、
きっといろいろな善き事を
すっと受け取るに違いありません。
全体の丸い形を保つために
市販財布に比べると少し大きめ。
最初のお問い合わせ品は
こちらでしたから、
コンパクトな財布が隆盛の中で
「もしかしたらこの方のご想像より
大きいかもしれない…」と
デザイナーはサイズについて
ご説明しました。
するとやはり
小さいサイズで、となりました。
一つひとつの製品を
一人の製作者が一貫製作する当店は、
すべての定番を
店頭にお出しすることができません。
そこまで数が作れないからです。
小物製品がない場合、型紙を使って
実際の大きさをご説明します。
ご希望品がバッグの場合には、
大きさダミーを作って、お見せします。
容量は最も大事な要素ですから。
*前もってご来店をご予約ください。
今回サイズを小さくしましたから
丸みは減りますが、お財布のサイズは
ずいぶんコンパクトになります。
「この革がとてもいい感じですね。
色もいいし、手触りもいい。
ワインを合わせたのも正解でした。」
お受け取りのご感想を頂戴出来て
嬉しく思いました。
当店オリジナルレザーは
使うほど手触りが良くなりますから、
もっと気に入ってくださるでしょう。
お受け取り時「自分の好きな絵を
入れることもできるんですね!」
と、店頭でミュージアムライン製品を
ご覧になって、
想像が膨らんでいるご様子です。
「後から絵入れを
お願いすることもできますか?」
もちろんです。
…すでに想像の翼を広げている目を
してらっしゃいます。
どんなリクエストでもどうぞ。
今までの絵入れ製品をご覧ください。
*丈夫キーケースの内側は、
財布と揃いのワインカラーがきれい。
このたびはありがとうございました。

1点ものオーストリッチジーヴズ「はじめてのエキゾチックレザー」
2025/08/13
新しくウェブショップに作った
カテゴリーで、
があります。
それは、エキゾチックレザーは
どの革にも、価値が高い、
とされている主な斑柄部分があり、
その他はなかなか陽の目を見ない
傾向があるからです。
サステナビリティを目指す社会で
こんなにもったいないことは
ありません。
実際に革を扱っていますと、
どのエキゾチックレザーも
牛革より丈夫で、
どの斑柄の場所も、個性あふれる
独特のうつくしさを持っています。
一枚目のお写真のオーストリッチは
すべてパーツを取る場所を選び、
デザインでおもしろく仕上げました。
どれもデザイナーが中心になって
柄の取り方に工夫を加えたり、
ファスナーの布の色や
裏地に使う革の色を工夫して
魅力ある一点ものに仕上げました。
どのお品も世界でただひとつ。
この世の持ち主で、
重なる持ち主はいません。
また、この革が何の革か
わかる方もほとんどいません。
使っていくと革の部分によっても
変化の仕方が違う
育て甲斐のある革たちです。
本日はオーストリッチの黒を
ご紹介します。
どうぞショップでご覧ください。