実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ゾウ革、ダークネイビーの定番3枚定期入れ 40409
2024/06/01技術者もデザイナーも使っている
使いやすいひと品です。
今回、旅行で使うための
交通系カードをお入れになる方から
ご注文いただきました。
パートナーにプレゼントで作った
ゾウ革のお財布を見ていたら、
「私も欲しくなったんです。」とのこと。
ありがとうございます。
たしかに一度見たら忘れられないほど
ゾウ革は魅力的で、存在感があります。
ましてや隣で使っている人を
毎日見ていたら…
そのお気持ちは想像に難くありません。
旅行が趣味のクライアントは
台湾旅行で、このカード入れを
デビューさせてくださるそうです。
使い方を伺ったにもかかわらず
いまひとつよく理解できないデザイナーは、
「今度どのようにお使いになったのか、
お時間ある時にお教えくださいね。」
などと言っています。
「使うのが楽しみです!」
はい、私どももどんな風にデビューしたのか
とても興味があります。
このカード入れは
薄く、柔らかくお作りしています。
中にカードが3枚入ることで、
しっかりと形が取れますから
こんなに軽くできるのです。
当店製品をたくさんお使いいただき、
よく育てていただき、
ほんとにありがとうございます。
どうぞ台湾旅行をお楽しみください!

トルティエールのビジネスハンドバッグ 40319
2024/05/30ご自分でお描きになった
ご希望バッグの絵をお持ちくださった
クライアント。
その絵からは、どんなバッグが欲しいか、
ひしひしと伝わってきます。
たくさんの言葉を駆使するよりも
たくさんの内容と、
細部までのイメージを
ダイレクトに伝えられるものは、
絵のほかにありません。
オーダーのご相談に来ようかという時、
簡単なもので構いませんから、
「ちょっと描いてみようか」という感じで
ぜひお描きになってみてください。
*もちろんなくても大丈夫ですが。
出来上がりのお写真のオーダー品は、
まさにお描きくださった絵そのものです。
いろいろ検討した結果、
ほぼ絵の通りに作っても問題ないことがわかり、
その最終形へ向かって
ひたすら作り続けました。
いつも感じることですが、
最終形が出て、製作方法が決まった後からが
本番製作ですが、それにとても長くかかるのが、
フルオーダー品の製作です。
*マチのドットボタンをはずした後ろ姿
このバッグはA4がすっぽり入るサイズで
横幅は38センチです。
マチの厚みは18センチありますが、
とてもバランスよく仕上げられました。
PCが入るストッカーた奥にありますから、
持ち物の多いクライアントでも
きれいに中を分けて持つことができます。
裏地は、ご要望によって
フューシャピンクで起毛した布素材です。
この布は、下手な革より高価なものでした。
そのおかげで外側の革の存在に負けぬ、
きれいなお色で
格の合った組み合わせとなりました。
高価だから良い素材、ということではなく
デザイナーが良い素材を選んだら
高価だった、ということですが、
素材の格が合っていると気持ちよく決まります。
後ろポケットには携帯などが入りますが、
横幅全体を外ポケットにするタイプなので、
厚みのあるマグネットをつけています。
この方は
新しく会社を起ち上げたところだそうで、
その新しい会社で持ち歩くバッグを
当店でオーダーしてくださいました。
永くひとつの会社においでになって、
たまたまその会社について
客観的に見つめる機会を得て、
このたびの起業となったとのことです。
お客様のいるお仕事なので、
もっとその方々にとって良い仕事をしたい、
と思ったことがきっかけになったと
おっしゃっていました。
すばらしいことです。
まだ若く、勢いのあるクライアントと
お目にかかりますと、
前途洋々とした明るい未来が見えます。
私どもでお作りしたバッグが
お仕事をうまく補佐して、
ますますご発展なさることを願っております。
このたびはありがとうございました。

コードバン、バーガンディのハードカバー本カバー 40309
2024/05/28「コードバンで
この本のカバーを作りたいです。」
はっきりしたご依頼内容です。
「以前関西にいた時
オーダーでカバーを作ったのですが、
それがとても良いと思いました。
こちらに越してきてしばらく経ちましたが
今度はこの本のカバーが欲しくなって。
ネットで探したのですが、
こういうカバーを作ってくれるところは
他にほとんどないですね。」
コードバンには2種類あることをお知らせし、
あまりお手入れの面倒の無い
こちらのタイプをお選びいただきました。
革自体の厚みがしっかりあれば
裏のすべすべとした
コードバンの特徴を出すべく、
裏地なしでお作りすることができます。
ハードタイプの本は表紙が厚いので、
少し大きめに作らざるを得ません。
でも革本体にきっちり厚みがあれば
丈夫で長くお使いいただくことが
出来ます。
これくらいの量の革であれば、
革の厚みがあっても
さほどの重さもありません。
ましてやご注文者はお若い方ですから、
重さを気にする必要はないでしょう。
しかし、ここのコードバンの
バーガンディカラーはほんとにきれいです。
店頭で
窓のブラインドを開けてお見せしますと、
思わず歓声が出ます。
誰が見ても美しいカバーです。
本の大きさは、
ご注文者がご自宅の本を調べて
これが一番多いサイズだというものを
お持ちくださいました。
ですから、使いまわすことができます。
最初に、
本をホールドする見返しについて
革を折り返すタイプはどうか、
というお尋ねがあったのですが、
実際折り返すタイプの革の見返しを、
厚みによって
サイズを変えて使っているという方には、
ほとんどお会いしたことがありません。
それは
革は折り曲げにくい素材だから、
ということがまずありますし、
このくらいの大きさの違いであれば
多少の差はさほど気にならず、
厚み分を変えなくても変に感じなかった、
ということもあるようです。
当店では
そんなことなどお話ししながら、
お選びいただいた革素材にとって
もっとも良いと思われる形の
ご提案もします。
使ったことが無いものはとくに、
経験者のアドバイスが
時に大事なポイントとなります。
たとえどんな小さなことでも
あれ?と思ったことを
デザイナーにお話ししていただけば、
みなさまの判断材料となる情報が
ご提供されます。
このたびのご相談とご注文を
ありがとうございました。

クロコダイルの革について
2024/05/27最近お問い合わせが多い革に
クロコダイルもあります。
多くいただくご依頼内容は、
「ポロサス」で作りたい…です。
*ポロサス、マットブラック。
柄の使い方に指定があっただいぶ前のお品。
ポロサスはエルメスが作っていることで
有名な革ですが、みなさまは
なぜその革を指定するのでしょう?
お尋ねくださる方々に質問したところ
ほとんどの方が例外なく気にしていたのは、
ご注文を考えている長財布の大きさに対する
「斑柄の大きさのバランス」でした。
*ポロサス、マットブラック
ここでクロコダイルの基本について
お話ししましょう。
クロコダイル科には4種類あります。
ポロサス(スモール)、
ナイル、シャム(両方とも中間サイズ)
ニューギニア(ラージ)。
カッコ内は斑柄の大きさと思ってください。
この4種がいわゆる「クロコダイル」です。
*ポロサス、マットブラック
これら以外でみなさまが耳にする名前は
カイマン、アリゲーターの2種と思いますが、
この2種はアリゲーター科なので、
革を扱う人であれば
それをクロコダイルとは呼びません。
*ナイル、マットワイン。
さてでは、話を元に戻しましょう。
たしかに斑柄が小さいという特徴によって
ポロサスが一番きれいな革、
と言われていますが、
もし選ぶ革のサイズが小さければ、
他のワニでも充分
長財布に向いた大きさの斑柄になることは
ご存じでしょうか?
ワニ革にもいろいろな大きさがあります。
*ナイルにはきれいな色革が多い。
これを基本に考えていただきますと、
斑柄が中間サイズのナイルやシャムでも、
作るお品の大きさに対してきちんと
適合したサイズの革を選ぶことで、
きれいな小さな斑柄で
お作りすることができます。
それで当店では毎回
ご注文サイズに合わせた
特別な型紙を作ったうえで、
デザイナーが革選びに出かけます。
*ナイル、マットダークブラウン。
革の左右端の斑柄の形で判別する
クロコダイル3種類の違いも
(100%判別できる人はいるでしょうか?)
製品になってしまえば
端の斑柄の形まではっきりわかりませんから
さほど気にならないかもしれません。
*ポロサス、マットブラック
むしろ元の素材の革が適合サイズであれば、
真ん中から外側へ向かって
大→小へと向かう斑柄の変わり方が見え、
1枚の革をシンメトリーで
ゴージャスに使った製品になりますから、
クロコの種類云々には目が行かず、
まず最初に
全体のステキさが先に目につくことでしょう。
*製造上シャインタイプは、ポロサスでは
ほとんど作られない。
ところで、もともと革を選ぶ時は、
その時たまたま市場にある
革の中から見つけるしかありません。
デザイナーの最近の経験からしますと、
ポロサスの中から、
斑柄が真っ直ぐで
島の無いパーフェクトな柄を探すのは
却って至難の業かもしれない、
というお話のようです。
*ポロサス、マットブラック、
しっぽ部分の竹斑。
では、
なるべく揃った小さめの斑柄を探すには
どうしたらよいでしょう?
それは、ポロサス以外の革も当たってみること
です。当店では、
きれいなナイルを持っている革屋さんに
頼っています。
ちょうど長財布に適したサイズ展開で
きれいな斑柄の革は、
むしろナイルの方が多いかもしれません。
*シャインタイプは
ポロサスでないことがほとんど。
このお話を
ポロサスをご希望の方々にお話ししますと、
ほとんどの方がどちらでも良い、
おっしゃってくれます。
結果的に
ナイルになることがほとんどですが、
出来上がったオーダー品をお見せしますと、
「かっこいい!
この柄の小ささが欲しかったです。」
と言ってくださいます。
*ポロサス、マットブラック。
だいぶ前のオーダー品です。
もちろんデザイナーは
みなさまがクロコダイル革に何を求めているか
それをお聞きした上で、
必要な場合に限って
ナイルもお薦めしているのです。
*ナイル、シャインブラック。
ですから実際、現在、ポロサスで
パーフェクトな革をお探ししている
クライアントもいらっしゃいます。
デザイナーはすでに何度か
革屋さんまで出かけて見ておりますが、
なかなか難しいようです。
世界中の革の中でもっとも良い革は、
製作量が多い有名ブランドが
まず持って行きます。
その後、製作量に応じて
次のブランドが持っていき、
さらに次のブランド・・・
という風に革は選ばれていきますから、
製作量の少ない日本へ来る革には
なかなか有名ブランドで扱っているような
革が見つからないのが現実です。
でもそうした中で
各製作品に合わせた大きさの革で、
幾枚もの中から(タイミングによっては
幾枚もないこともあります)
良い斑柄の革を選ぶことができれば、
素晴らしい製品ができます。
名前や出回っている情報だけに
惑わされることなく、
実際どうなのか、いろいろな意味で
現状を知っていただき、ご自分に
一番合ったご判断をしていただくために、
プロの眼と技を上手にお使いください。

ゴールドブラウンのゾウ革ジーヴズ、コンパクト財布と小銭入れのセット 40320
2024/05/26久々お目にかかった親しいクライアントは、
既にゾウ革ジーヴズをお持ちくださっている
パートナーに、
新しいジーヴズをプレゼントしたいと
お寄りくださいました。
「ゾウ革って使っていくと
ほんとにおもしろい変化をしますね。
これがまさか
あの元のグレーのゾウ革だったなんて…
変化した革を見たら、想像できません。」
ジーヴズのことです。
*じつは
15年くらいお使いいただいているとのこと。
「それで今回のゾウ革2色が
気になって…」とおいでくださいました。
ダークネイビーもお見せしましたが、
この方のパートナーには
ゴールドブラウンがお似合いになります。
また、経年変化を愉しみたい、
というご意向もお持ちです。
では、ということでお作りしたのが
まずはこちらのジーヴズ。
薄めと濃いめのゴールドブラウンが
きれいに交じり合って
複雑な色目になっています。
内側はちょっと変えて、
小銭入れ無しでお作りしています。
小銭入れ部分を仕切りにすることで、
カードやお札をパキっと分けて
お使いになるそうです。
そのため、
小銭入れもご注文くださいました。
「この定番が気に入ったのですが、
もう少し大きい方がいいですね。
このくらいの大きさが良さそうです。」
と、定番を少し大きくする
カスタマイズをリクエストくださいました。
*定番では
このようなリクエストも可能です。
どちらのお品も
表面、裏面で色も柄も違いますから、
しげしげと眺めていただきながら
経年変化を愉しんでいただけると
存じます。
揃いでふた品お持ちいただくと、
愉しさは倍増。
この革でしたら、取り出す時
いつもウキウキしそうです。
お二人で、私どものオーダー品を
たくさんご愛用いただき、
ありがとうございます。
この革がどのように育っていくか、
のちのち拝見するのが楽しみです。
後から、この小銭入れが
最初から馴染んでいて使いやすい、という
ご感想も頂戴しました。
このたびもありがとうございました。




































